SDGs支援事業実績
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■フィリピン小学校にSDGs支援事業を実施
フィリピン、パシグ市にあるPINEDA小学校に
SDGsゴール6を主とした支援事業を実施してまいりました。
当案件はフィリピンのPHILL COLLAND DEVEROPMENT CORP.
より発注をいただいたことで参画致しました。
■株式会社杉半のSDGs支援事業実績
フィリピンPINEDA ELEMENTARY SCOOL
住所:Banaag, Pasig, 1600 Metro Manila, Philippines
特徴:6階建て校舎
生徒数:約1,900名
特徴:公共小学校、低所得層家庭の子供が通学
■支援事業内容
本事業はフィリピン共和国、マニラパシグ市の小学校に
持続可能な【水と衛生教育】に特化した支援事業を
神奈川県小田原市、有限会社スドウ公営と共に実施致しました。
PINEDA小学校は飲料水を全て購入している状況であり
さらにトイレ衛生環境は最低でした。
弊社初の支援事業をフィリピンで行い、本事業を成功をモデルとして
本取り組みを毎年展開していこうと考えております。
※非電源式シャワー便座Kirei取り付けを
手伝ってくれた現地スタッフ
工事中何より驚かされたのことは
子供たちの英語力
1年生〜4年生まではまだ英語が不慣れな様子もありましたが
6年生の子供になると、私以上に話せる子供もおり
フィリピン人の英語力の高さには改めて驚かされました。
非常に厳しい作業で、何度も心折れそうになりましたが
子供たちの素晴らしい笑顔に癒されながら
無事支援活動を終えることができました。
■PINEDA project内容
本支援事業は、主に4つのコンテンツから成り立っております。
①学校内全ての便座交換
②学校内全フロアで飲み水を飲めるようにすること
③荒廃した畑を再興
④衛生教育教室の実施
2019年9月30日<1日目>
まずは、9月22日にいきなり輸入法律が変わり
今回トラブル続きであった便座が搬入されていることを
無事目視で確認
※一番右 校長Regina氏
フィリピンにはハンドガンでの局部洗浄文化はありますが
洗浄便座はありません
校長先生はじめ興味津々でした
初日は1〜2階の便座を外し、取り替え作業を行いました
2019年10月1日<2日目>
全フロアの便座のみ取り替え終了
途中、作業に興味を持った子供が手伝ってくれました
作業中質問攻めです!
「名前は?」
「どっからきたの?」
「何してるの?」
「韓国人?」
などこの国の子供も元気です!
意外と感じたことは日本の国旗を皆知らないことです
2019年10月2日<3日目>
ようやくすべての便座を取り替えたため
次は止水栓に接続されているホースを外し
便座に接続します
しかし、便座同様ネジがさびついており
なかなか外れません
道具を駆使しながら苦労して作業を進めます
2019年10月3日<4日目>
やっとの思いで全フロアに便座をいきわたらせ
ホース接続しましたが、なぜか2階と4階しか水が出ません
外の止水栓を確認したり、水の配管を確認しましたが
水圧が足りていなくて、洗浄機能が使えないのではないか?
とプロの指摘があり、肩を落としました。
2019年10月4日<5日目>
折角取り付けた便座でしたが
なぜか水が出ません
この理由を判明させるべく、様々な問題点を洗います
マスターコック、水圧、止水栓・・・
様々な調査をしていくなかで、止水栓をとりあえず
総取り返して見ることにしてみました
2019年10月5日<6日目>
プロの意見でもめげずに、止水栓を全取り替えを決定し
土曜日に居残り工事敢行
困ったことに、配管が古すぎることと
劣化しすぎているため、止水栓を取り外す際に
根元から折れてしまうことが多かった
これにより、配管内に余分なネジが残り
止水栓をすぐに取り付けることができず
削っては取り付けを繰り返しておりました
これが何よりも大変でした
またフィリピンの工事は非常にいい加減で
止水栓を奥まで締めると、壁にぶつかり
ホースと干渉してしまうことが多く
壁を少しずつ壊しながら作業する必要もありました
かなり時間と追加コストがかかりましたが
なんと、止水栓を取り替えた結果
全フロアで洗浄機能を使えるようになりました
有限会社スドウ公営工事実績(抜粋)
貯水槽を6階建ての内4階に貯水槽を人力で引きあげ設置
これによりポンプを使い全フロアにて飲み水が
利用できるようになりました。
5階
6階
水道の使い方を生徒に伝える須藤氏
2019年10月7日<8日目>
無事工事を終えた最後は
SGDsと衛生に関わる授業を開催
歌あり、笑いあり、拍手あり
非常に楽しい授業となりました
次回は11月14日にPINEDA小学校にて
引き渡し式を行います
生徒たちの暖かな笑顔にまた会えると思うと
非常に嬉しく思います
■日本代表の意味
タイムリーな話題ではラグビーやバレー
日本代表国旗を自身がつけるなどとは
夢にも思っておりませんでした
代表選手団は、誰かが選定し
国旗を与えているわけで
私のように自身で名乗るものとは
重みが違うことはわかっております
しかし、本事業も規模は小さくとも
日本を代表して行った事業であり
本事業に携われたことを光栄に感じております
経済が低迷し、幸福度の低下している昨今の日本ですが
間違いなく世界有数の豊かで幸せな国であるということを
今回再認識いたしました
貧しくとも逞しく、素敵な笑顔で頑張る子供たちを見ると
この笑顔を守っていくことが弊社の使命であると
強く再認識いたしました
Kireiの販促からSDGs世界の幸福に貢献いたします
■Special thanks
JMATEIALS CORPORATION
Website:
http://jmaterials.com