リンナイ・ノーリツ・パロマ。各ガス器具会社大手3社の特徴

日本の三大ガス器具メーカー、
「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」の
歴史や特徴を解説していきます。

①リンナイ


※リンナイHPより引用

■歴史

大正9年(1920年)内藤秀次郎氏(初代社長)と
林兼吉氏(2代目社長)の二人が「林内商会」創設。
社名のRinnaiとは【Rin=林nai=内藤】から由来している。

元東邦ガス(旧名古屋瓦斯)の会社員であった二人が
スウェーデン製石油コンロを譲り受けたことが
起業のきっかけだと言われている。
本社は名古屋。

1969年には日本初の、ガスコンロのJIS 表示許可を受ける。

※リンナイHPより引用

1971年には社名を現在の「リンナイ」へ変更し
現在の基礎が出来あがった。
1984年には瞬間湯沸し器で日本瓦斯協会より太田賞を受賞。
湯沸し器に不完全燃焼防止装置搭載したことに対する表彰だった。

※リンナイHPより引用

この時を知る社員から話を聞くと、

「当時は百貨店や、小売店で毎日のように展示会を開催していた」
「お客様のお目当ては湯沸し器」
「山のような在庫が、みるみる内になくなっていった」
「今の用に接客するわけではなく、ただひたすら商品を出し入れしていた」

この言葉から如何に人気があったかが分かる。

会社の特徴は【技術のリンナイ】と言われるほど製品の質は良い。
いわゆるお初物も多く、ドイツシュバンク社と提携して
遠赤外線のグリルを作ったり、それを応用し今ではお馴染み
ガスストーブを作ったりしている。

また非常に堅実経営で知られる。
利益の半分しか翌年につかわないという徹底ぶりで、
同族経営の会社。

②ノーリツ


※インターネットより引用

■歴史

昭和26年3月10日(1951年)、
兵庫県神戸市にて太田敏郎氏が
「能率風呂工業株式会社」として設立。
大手三社の中では唯一の東海圏外。

「さめないタイル風呂浴槽・能率風呂」を発売。

1960年代に入りガス風呂釜を開発。
家庭用浴槽の頂上の地位の礎を築く。

1968年現在【株式会社ノーリツ】へ変更。

1970年代にはガス給湯器を発売し、
国内の浴槽メーカー初の浴室から
直接点火・消火ができる「マジコン」を開発。

1980年代には、マジ昂の技術を応用し
瞬間湯沸かし器と風呂釜を一体化させた「ユラージ」を発売。

初代社長を御存知の方にお話を伺うと
戦後まもなく
「焼け野原の中をリヤカーに商品をのせて売り歩いていた」
こんな逸話が残っている程真摯な方だったようです。

ガス器具業界では珍しい東海圏外の会社で
ガス器具というよりは【総合風呂メーカー】の
側面があると思います。
またノーリツが弱いとされていた厨房部門も
ハーマンという大阪の会社を買収したことで
質の高い厨房商品の購入も可能となりました。

③パロマ


※インターネットより引用

■歴史

明治44年(1911年)に愛知県名古屋市にて
小林由三郎氏がパロマの前身
「小林瓦斯電気器具製作所」を設立。
大手三社の中で最も歴史が長い。

戦後にストーブ・レンジ等の
家庭用製品の製造に着手し事業を拡大していった。

1952年に現在の「パロマ」にsh名を変更し、
1964年に製造部門=「パロマ工業株式会社」
販売部門=「株式会社パロマ」を分社化。

社名のパロマ(Paloma)は、
スペイン語でハトの意味。
「平和の象徴」「平和な豊かな暮らし」を願った社名である。
1973年に北米に進出、1988年には米国第1位の
給湯器メーカー「リーム社」を買収。
世界の中でもトップの規模を持っている。

リンナイと同じ同族経営である。

関連記事:
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あとがき

杉半では各ガス機器取り扱いがあります。
取扱は各社カタログ記載商品全てです。

ご用命の際は、弊社ホームページ、お電話にてご注文下さい。

<取扱メーカー>

ガス:リンナイ/パロマ/ノーリツ