SDGs Goal6 PINEDA小学校支援事業

2019年9月29(日)より
フィリピンのパシグ市にあります
PINEDA ELEMENTARY SCHOOLに
SDGs支援事業として
日本の国旗を胸にフィリピンの地で

(飲料)×衛生

に特化したPINEDA project の工事を
請け負うこととなりました。

※非電源式シャワー便座Kirei取り付けを
手伝ってくれた現地スタッフ

PINEDA ELEMENTARY SCHOOLについて

※インターネットより画像を引用

住所:Banaag, Pasig, 1600 Metro Manila, Philippines
特徴:6階建て校舎
生徒数:約1,900名
特徴:公共小学校、低所得層家庭の子供が通学

工事中何より驚かされたのことは
子供たちの英語力

1年生〜4年生まではまだ英語が不慣れな様子もありましたが
6年生の子供になると、私以上に話せる子供もおり
フィリピン人の英語力の高さには改めて驚かされました。

非常に厳しい作業で、何度も心折れそうになりましたが
子供たちの素晴らしい笑顔に癒されながら
無事支援活動を終えることができました。

■PINEDA project内容

本支援事業は、主に4つのコンテンツから成り立っております。
①学校内全ての便座交換

②学校内全フロアで飲み水を飲めるようにすること

③荒廃した畑を再興

④衛生教育教室の実施

2019年9月30日<1日目>

まずは、9月22日にいきなり輸入法律が変わり
今回トラブル続きであった便座が搬入されていることを
無事目視で確認

フィリピンにはハンドガンでの局部洗浄文化はありますが
洗浄便座はありません

校長先生はじめ興味津々でした

初日は1〜2階の便座を外し、取り替え作業を行いました

2019年10月1日<2日目>

全フロアの便座のみ取り替え終了

途中、作業に興味を持った子供たちから
質問ぜめにあいました

「名前は?」

「どっからきたの?」

「何してるの?」

「韓国人?」

 

などこの国の子供も元気です!

意外と感じたことは日本の国旗を皆知らないことです

2019年10月2日<3日目>

 


ようやくすべての便座を取り替えたため
次は止水栓に接続されているホースを外し
便座に接続します

しかし、便座同様ネジがさびついており
なかなか外れません

道具を駆使しながら苦労して作業を進めます

2019年10月3日<4日目>

 

やっとの思いで全フロアに便座をいきわたらせ
ホース接続しましたが、なぜか2階と4階しか水が出ません

外の止水栓を確認したり、水の配管を確認しましたが
水圧が足りていなくて、洗浄機能が使えないのではないか?
とプロの指摘があり、肩を落としました。

2019年10月4日<5日目>

 

折角取り付けた便座でしたが
なぜか水が出ません

この理由を判明させるべく、様々な問題点を洗います
マスターコック、水圧、止水栓・・・

様々な調査をしていくなかで、止水栓をとりあえず
総取り返して見ることにしてみました

2019年10月5日<6日目>

 

プロの意見でもめげずに、止水栓を全取り替えを決定し
土曜日に居残り工事敢行

困ったことに、配管が古すぎることと
劣化しすぎているため、止水栓を取り外す際に
根元から折れてしまうことが多かった

これにより、配管内に余分なネジが残り
止水栓をすぐに取り付けることができず
削っては取り付けを繰り返しておりました

これが何よりも大変でした

またフィリピンの工事は非常にいい加減で
止水栓を奥まで締めると、壁にぶつかり
ホースと干渉してしまうことが多く
壁を少しずつ壊しながら作業する必要もありました

かなり時間と追加コストがかかりましたが
なんと、止水栓を取り替えた結果
全フロアで洗浄機能を使えるようになりました

2019年10月7日<8日目>


無事工事を終えた最後は
SGDsと衛生に関わる授業を開催

歌あり、笑いあり、拍手あり

非常に楽しい授業となりました

 

次回は11月14日にPINEDA小学校にて
引き渡し式を行います

生徒たちの暖かな笑顔にまた会えると思うと
非常に嬉しく思います

■日本代表の意味

タイムリーな話題ではラグビーやバレー

日本代表国旗を自身がつけるなどとは
夢にも思っておりませんでした

 

代表選手団は、誰かが選定し
国旗を与えているわけで
私のように自身で名乗るものとは
重みが違うことはわかっております

しかし、本事業も規模は小さくとも
日本を代表して行った事業であり
本事業に携われたことを光栄に感じております

経済が低迷し、幸福度の低下している昨今の日本ですが
間違いなく世界有数の豊かで幸せな国であるということを
今回再認識いたしました

貧しくとも逞しく、素敵な笑顔で頑張る子供たちを見ると
この笑顔を守っていくことが弊社の使命であると
強く再認識いたしました

Kireiの販促からSDGs世界の幸福に貢献いたします

■Special thanks

JMATEIALS CORPORATION


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